| 罰ゲーム? |
| 海野 2009/3/23 (Mon.) 03:28:46 お題にチャレンジ致しますー。 非常に、プチプチな、小話で御免なさい、な感じですが。 ***************************** 『罰ゲーム?』 砂漠の王国フィガロの王城の、王の為の部屋の片隅で、セッツァー・ギャビアーニとエドガー・ロ二・フィガロの二人は、賭け事をしていた。 トランプカードでの。 至極単純と言えば単純な、ポーカー。 それが、彼等が興じていた賭け事で、one gameに要する時間は大して長くないそれを、二人は幾度か繰り返し。 「まあねえ……。勝てる筈もないか、とは思ったけれど。やってみなければ判らない、とも思ったのは正直な処で。でも、こうも見事に完敗だと…………」 たった一度も、セッツァーとのポーカーゲームに勝つこと出来なかったエドガーは、はぁぁぁぁ……、と溜息を零しながら、手の中のカード達を、毛足の長い絨毯の上に放り投げた。 「……ああ、何だ。お前、勝つ気でいたのか?」 軽く落ち込んだような風情になった彼を、セッツァーは、さも、意外だ、と言わんばかりに、きょとん、と見据え。 「最初から、これっぽっちも勝つ気がなければ、そもそも、ギャンブルなんてしないよ」 嫌味な科白過ぎる……、とエドガーは、益々肩を落とした。 「でも、ギャンブルで俺に勝てる筈なんざないって、判っちゃいたんだろ?」 「それとこれとは話が別。全く……」 「それでも、勝負はしたいってか。人間ってな、強欲で愚かだな」 「セッツァー……。君が、その科白を言う……?」 「ああ、言うぜ。俺は、負けないからな。──さて、エドガー? 勝負に負けたんだ。約束通り、『罰ゲーム』、やれよ?」 そんな彼を、心底愉快そうに笑い、自らもカードを手放したセッツァーは、この勝負の『代金』だった『要求』を、エドガーに向かって告げた。 「……はいはい。何でも、君の言うことを、一つ聞けばいいんだろう? それが、『罰ゲーム』の内容だったよね。……で? セッツァー。私は、何をすればいい?」 勝負に興じる前、その程度、『気楽な代金』と思い、相手に『罰ゲーム』を与えるのが勝利品の賭けに挑んでしまったけれど、自分が罰ゲームを与えられる側に なって、セッツァーが罰ゲームを与えてくる側になったと言うなら、『気楽な代金』では済まないかも、と考えつつ、『代金』を払う態度は摂りながらも、エド ガーは、嫌そうに顔を顰めた。 「罰ゲームに関しては、手加減をしてくれると有り難いのだけれどもね」 「手加減? んなもの、する訳ねえだろ?」 「だろうねえ……。君だものねえ……。…………覚悟を決めたから、内容を言ってくれ、セッツァー」 顔顰めたまま、叶う筈ないと知りつつも、エドガーは、手加減、とそろっと言ってみたけれど、セッツァーはすげなく、手加減なんぞ、と言い切って、だから、エドガーは渋々覚悟を決めた。 「エドガー。お前、明日一日、国王を辞めろ」 「……へ?」 けれど、セッツァーが言い出した『罰ゲーム』の中身はそんなことで、思わず、間抜けな声をエドガーは洩らす。 「どういう意味?」 「だから。明日一日だけでいいから、王様なんて商売、忘れろっつってんだよ。忙しくて忙しくて、洒落じゃなく寝る暇もないって、この間、手紙で愚痴ってたろうが」 が、セッツァーは、しれっと、それがお前への『罰ゲーム』と、己が手放したカードと、エドガーが放り投げたカードとを拾い上げ。 「えっと…………?」 「正当な賭けをして、負けて、その果ての罰ゲームなんだ、ちゃんと守れよ? 正当な賭けの代金を払わないなんて、騎士道に反するぞ?」 戸惑うばかりのエドガーに、彼はニヤリと笑いながら、揃えたカードを懐に仕舞った。 End ***************************** ……ラブラブ(笑)。 Re:罰ゲーム? ルイ [Home Page] 2009/4/4 (Sat.) 19:16:14 ( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪ 最近またもや、激しくセツエドに飢えています(苦笑) ほんとラブラブですね〜vv セッツァーさん、口は悪いし態度はでかいけど、 何だかんだ言って、エドガーさんを本当に大事に思ってるんですね(o^∇^o)ノ ラブラブなお二人をありがとうございました♪ 有り難うございまーす♪ |